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中津情報誌「NOAS!! 10月号」に掲載されました

中津市の「NOAS FM」が発行している情報誌の10月号特集で掲載されました。

「NOAS FM」が発行している情報誌に掲載

≪掲載内容≫

1915年に創業し、今年98年目を迎える中津の老舗企業『株式会社 新居商店』の三代目、新居 博社長にお話を伺った。

大正5年、祖父である新居 五平氏が中津市本町で、金物店「金物商阿波屋」を創業、その17年後の昭和5年に改名し『新居商店』に。平成17年先代社長の時、区画整理により現在の中津市永添に新社屋を建設、移転し現在に至る。

『新居商店』は主に工具や建築資材などを販売し、売上げの90%は地場の建設・建築関連業者という。最近は「もっと一般の方にも利用して頂きたい」との思いから、いま流行の鍋やキッチン用品までも充実させている。

「ゆっくり商品が見れない。」

新居社長が入社し、店で接客していると、前社屋には駐車場が無く、度々お客様から「ゆっくり商品が見れない」との不満の声が上がっていた。「これではせっかく来て頂いたお客様に商品の十分な説明も出来ず、申し訳ない」と思っていた。そんな折、丁度道路の区画整備により移転の話が。それにより現在の広々とした店内と、10台程の駐車スペースも確保できた。「新社屋に移り、お客様の悩みや相談をゆっくり親身になって聞く事ができるようになって本当に良かったです。商品は売って終わりではありません。その後のアフターサポートやアドバイスをする事で、信頼関係が築ける。それが『新居商店』の財産になりますからね」と新居社長。

まもなく迎える100周年を節目に新たなるチャレンジ。

現在では店内の一角にショールームを設け、システムキッチン・システムバス・レストルーム・洗面化粧台などの見学、体感もすることができる(パンフレットからの注文も可能)。勿論、買っていただいくだけでなく、工務店さんなど各業者さんの紹介や、アフターサービスもしっかりと行い、何よりも「迅速な対応」を心がけ、お客様に安心と満足を届けている。又、工務店など元請業者さんの代わりに施主様とローン相談や、打ち合わせなどを行い、職人さんの負担を軽減できるような取組みも行っている。新居社長の座右の銘は「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」。どんな事でも強い意志を持ってやれば必ず成就するということ。休日はドライブに出かける事が多く、運転は全く苦にならないそう。好きな洋楽を聴きながら、奥様の実家の関東まで行く事もあるのだとか。
あと2年で創業100周年という節目を迎える。次の200周年へ向けての長い道のりも、「ドライブ同様、安全運転で“お客様の役に立つこと”を日々積み重ねていけば、無事に迎えられると確信しています」そう力強く語ってくれた。